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執筆者の写真ひらちゅ~

2019年度 国際山岳ガイド近藤邦彦氏による雪上技術講習会

こんにちわ!

ひらちゅ~です。

岡山県勤労者山岳連盟主催の「国際山岳ガイド近藤邦彦氏による雪上技術講習会」に、倉敷労山より2名参加してきました!

↑先頭の青い服の方が国際山岳ガイドの近藤さんです。

 山岳ガイドにはステージがありまして、

 自然ガイド < 登山ガイド < 山岳ガイド < 国際山岳ガイド

 と、案内できる山のレベルが上がっていきます。

 近藤さんは一番上のステージのガイドさんってことですね!

 すごいですっ!(/・ω・)/



集合場所の大山寺情報館に着くと、駐車場には雪の積もった車が!

昨夜は積もるくらい雪が降ったようです。

登山口のあたりから雪がうっすらと積もっております。


今日は寒そうだな~と思っていたそんな矢先。

太陽の光が差してきました!

木々の間から差し込む光が綺麗~(*'ω'*)


そうこうしているうちに元谷へ到着。

正面に大山が見えたー!

雪の残り方を見て、雪のありそうな沢を目指します。

河原の石の上にも薄っすらと積雪が。


誰も歩いていない新雪だったので、日の光が当たるととても綺麗♪

昨夜の雪での積雪は3~5cmくらいかな?

やわらかい雪の下にはすぐザラメのような古い雪が顔を出しておりました。

そして雪解けの季節という事で、下に水が流れているところには空洞ができ、足を踏み抜いてしまうこともたまに・・・いや、結構あったかも(;´・ω・)



傾斜が強まってきたところで、アイゼンの装着して歩行訓練を行います。


近藤さんによる雪上技術指導が始まります。


アイゼンの歩き方を学び、別山の麓まで斜面を切り返しながらジグザグに登っていく!


今日の空気は綺麗みたい。

ユートピア避難小屋もくっきり見える!

・・・写真じゃ豆粒みたいでよく分かりません(;´・ω・)



しばらくアイゼンで登る練習をしたらアイゼンワークは終了。

アイゼンを外します。


今度はアイゼンなしで急斜面を上り下りする練習。


途中、ピッケルのブレードを使って斜面に平たんな場所(バケツと言っていました)を作るコツを伝授して頂きました。


更に急な斜面を登る練習。

斜面の雪をキックしてつま先を雪に食い込ませて登っていきます。

雪の下に石があったりなんかすると、石を蹴ってしまって痛かった(;´Д`)


次は隣の斜面に移って、ロープを使って安全確保をしながら急斜面を降りる練習。


ここでお昼。

今日は荷物を軽くする為にオニギリ二つだけにしました。

ぐぅ、、、寒いっ!!

立ち止まっていると、桜満開の季節とは思えないほどの寒さ!!

頑張って暖かいもの持ってきても良かったかも(´・ω・`)


お昼食べたら皆で平坦な場所づくり。

これから要救助者を包むソリ作って、要救助者を救助する練習をします。


ブルーじゃないけどブルーシート広げて、

中にザックを詰めてクッションを作り、実際にはその上に人が乗るわけですが今回は人の代わりに雪を入れて重しにします。


カラビナを使って、ブルーシートをスリングで引っ張れるようにします。

こんな感じ。

皆もやってみます。


そのスリングでブルーシートを全体的に縛ります。

そして頭の方と足の方にそれぞれロープを接続します。

ロープは三点で流動分散にしています。

ロープの末端はブルーシートの中の要救助者に繋がっていて、万が一にも要救助者が落ちない様にしておきます。

さて!

準備が整いました!!

頭側は支点でビレイされてます。

ここでも登場! 「ムンターヒッチ」


脚側のロープは引っ張って行きます。


両サイドからも引っ張り、進路などを調整します。



さあ降ろしていきましょう!!




降りてきたら河原の雪はすっかり無くなっていました!

もうすぐ春ですね~♪


って、もう春か(/・ω・)/




私は初参加でしたが、楽しく学ぶことができ、様々なご指導・アドバイスなどを多々頂き、とても有意義な一日となりました!

本日一日、御指導頂きました近藤さん、そして皆さん。

ありがとうございました!!

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